カリキュラム Curriculum 文学研究科MC ナンバリング Numbering
専攻 Major 中国文学 担当教員 Instructor 田村 加代子(TAMURA Kayoko)
開講期 Semester 秋学期(Fall semester) 開講時間帯 Day & time 月(Mon):4限
授業コード Code 番号 Number 801
科目種別/学科目 Course title 中国文学特殊研究
<Specialized Studies in Chinese Literature>
講義題目 Title 清朝考證學における「因聲求義」
転用科目
コード(学部のみ)
Substitue for 単位 Credit 2
コースツリー/種別 Subject type 講義 受講年次 Grade
他学部
※空欄の場合は「不可」
となります。
  履修取り下げ制度 Course withdrawal 利用しない

※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
備考 Others
  • カリキュラム
    Curriculum
    文学研究科MC
    ナンバリング
    Numbering
  • 専攻
    Major
    中国文学
    担当教員
    Instructor
    田村 加代子(TAMURA Kayoko)
  • 開講期
    Semester
    秋学期(Fall semester)
    開講時間帯
    Day & time
    月(Mon):4限
  • 授業コード
    Code
    番号
    Number
    801
  • 科目種別/学科目
    Course title
    中国文学特殊研究
    <Specialized Studies in Chinese Literature>
    講義題目
    Title
    清朝考證學における「因聲求義」
  • 転用科目コード(学部のみ)
    Substitue for
    単位
    Credit
    2
  • コースツリー/種別
    Subject type
    講義
    受講年次
    Grade
  • 他学部※空欄の場合は「不可」となります。
     
    履修取り下げ制度
    Course withdrawal
    利用しない

    ※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
  • 備考
    Others
履修条件・注意事項
Requirements for registration
双方向性の講義形式を取り入れ、参加者の授業時の発言を重視する。
授業の目的
Course purpose
講義で学んだ中国古典語学の基礎知識を文献の講読に応用しながら、読解の実践力をつけることを目標とする。詩経の注釈を題材として取り上げる。内容の読解だけではなく、如何に書かれているかに注意を払って読むことを重要なテーマとする。古典中国語は外国語であるが、その外国語を訓点を施すことによって国語として訓読する方法の得失についても理解する力を養うことも重要な目的とする。
The aim of this course is to give an overview of the Qing dynasty's academic methodology which is known as Insheng-Qiuyi.
授業の内容・方法
Content
十三經注疏の中から『毛詩』を講読する。小序、詩の經文、毛傳、鄭箋、陸德明の音義、孔穎達の正義に依りながら、詩經を読む。その過程で、訓詁の型に習熟し、音注の意味、文字の用法に留意し、小学とは何かを把握する。必要に応じて、朱子の『詩集傅』、王先謙の『詩三家義集疏』も参照する。また、日本では伝統的にどのように読まれてきたかについても、必要に応じて参考にし、その得失について検討する。訓読についての検討は、授業内の具体的な読解において適宜行う。
授業計画
第1回:イントロダクション1――『漢書藝文志』及び「序」における『詩』の位置づけについて
第2回:イントロダクション2――『毛詩』「大序」について、詩とは何か、詩の六義について
第3回:国風・周南・關雎 小序、「后妃之德」、「窈窕淑女、君子好逑」
第4回:国風・周南・關雎 「窈窕淑女、琴瑟友之」
第5回:国風・周南・關雎 「左右流之」「左右采之」「左右芼之」
第6回:国風・周南・葛覃 小序、「后妃之本」、「集于灌木」「興」と「賦」
第7回:国風・周南・葛覃 詩経に特殊な助字「言」について、『爾雅』との関係
第8回:国風・周南・葛覃 詩経に特殊な助字「薄」「害」について、江戸時代の助字辞典の活用
第9回:小雅・鹿鳴 小序、「燕群臣嘉賓」、「人之好我、示我周道」
第10回:小雅・鹿鳴 「德音孔昭」「嘉賓式燕式敖」
第11回:小雅・鹿鳴 「苹」・「蒿」・「芩」と押韻について
第12回:頌・魯頌・駉 小序、作詩の経緯と歴史的背景について、
第13回:頌・魯頌・駉 「駉駉牡馬」の考證、『顔氏家訓』「書證」篇を参考に
第14回:頌・魯頌・駉 詩経に於ける押韻の特徴、古音学について
第15回:まとめ 文学作品としての詩經と、政治的な読解と、先秦時代の言語資料としての詩經
教科書・テキスト
Textbooks
プリントを配布する。
参考書
References
授業時に適宜紹介する。
受講生の自宅学習
Preparation and review
毎回の講義では『毛詩』の中で、読解の分かれる字句や助字や押韻、詩時代の解釈の問題などを取り上げる。また、『毛詩』以外の三家詩のテキストと文字の異同を清朝王先謙の『詩三家義集疏』によって比較する。これらについて、講義時に配布するプリントを手がかりに、事前もしくは事後に当該資料の確認、調査などを指示するので、それらの予習復習を義務とする。講義時に配布するプリントは一端である。講義後は、毎回取り上げた資料を各自検索し、実際に手にとって参照することを課外学習とする。その際、どのような本(テキスト・版本}を参照したかの報告を求める。このために、自宅学習として、書誌学についての自学が必要となる。講義ではあるが、内容によっては事前に指定する資料を予習することを求める場合がある。
成績評価の方法と基準
Evaluation
注や疏に依って詩経の本文を読解するという読解法にどれだけ習熟したかを重視する。電子媒体の一字検索や、所謂「漢和辞典」の類を用いる回路とは異なる、中国古典の伝統的な読み方が身についたかどうかも重視する。中国古典学独特の方法論、使用する工具書類を活用できるようになったかどうかを評価する。「漢和辞典」を用いた読解と中国の伝統的な読解法の違い、訓読の得失について理解したかどうかも評価する。演習形式であるので、授業に参加するにあたっての準備、それに基づく授業時の発言、読解に至るまでの道筋を根拠を示し論理的に説明する力を評価する。授業中の発言、質問等のパフォーマンス60%、期末レポート40%の割合で評点を出す。
連絡方法
Contact information
オフィスアワーおよびメール連絡にて対応する。

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