カリキュラム Curriculum 文学研究科MC ナンバリング Numbering
専攻 Major 中国文学 担当教員 Instructor 田村 加代子(TAMURA Kayoko)
開講期 Semester 春学期(Spring semester) 開講時間帯 Day & time 月(Mon):4限
授業コード Code 番号 Number 803
科目種別/学科目 Course title 中国文学特殊研究
<Specialized Studies in Chinese Literature>
講義題目 Title 段玉裁『説文解字注』にみられる用語用字について
転用科目
コード(学部のみ)
Substitue for 単位 Credit 2
コースツリー/種別 Subject type 講義 受講年次 Grade
他学部
※空欄の場合は「不可」
となります。
  履修取り下げ制度 Course withdrawal 利用しない

※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
備考 Others
  • カリキュラム
    Curriculum
    文学研究科MC
    ナンバリング
    Numbering
  • 専攻
    Major
    中国文学
    担当教員
    Instructor
    田村 加代子(TAMURA Kayoko)
  • 開講期
    Semester
    春学期(Spring semester)
    開講時間帯
    Day & time
    月(Mon):4限
  • 授業コード
    Code
    番号
    Number
    803
  • 科目種別/学科目
    Course title
    中国文学特殊研究
    <Specialized Studies in Chinese Literature>
    講義題目
    Title
    段玉裁『説文解字注』にみられる用語用字について
  • 転用科目コード(学部のみ)
    Substitue for
    単位
    Credit
    2
  • コースツリー/種別
    Subject type
    講義
    受講年次
    Grade
  • 他学部※空欄の場合は「不可」となります。
     
    履修取り下げ制度
    Course withdrawal
    利用しない

    ※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
  • 備考
    Others
履修条件・注意事項
Requirements for registration
後漢にひとつの集大成をみた文字学と訓詁学のありようは、清朝の考証学によって精密化された。その一例として段玉裁の『説文解字注』はある。本講義は段玉裁が用いた用語用字の根拠がどこにあるか、という問題を紐解くための基礎的作業として位置づけられている。このことを理解したうえで受講することを希望する。
授業の目的
Course purpose
漢字の特徴とそれぞれの特徴に特化した中国固有の古典言語研究のあり方をテーマとし、中国古典言語学の研究対象が漢字研究に集約していった理由、その集大成が「ジ書」という形で結実した必然性を理解すると同時に、中国学における中国語学の学問的位置づけを把握することを目標とする。また、それらを日本人が歴史的にどのように取り入れ吸収し変容させていったかについても理解を深める。
This course deals with the relationship between the fundamental features of the classical Chinese linguistics and the characteristics of the Chinese characters.
授業の内容・方法
Content
古代中国における言語研究の始まりとその様式について、時間軸に沿って見ていく。言語研究と見なすことができる言語についての考察は、どのような形で表現されたのか。また、それは古典中国語のどのような性質に依るものなのか。ひとつひとつ紐解いていく。また、単に言語研究の成果のみにとどまらず、その研究が世に出た時代背景、社会や文化、政治的背景にも留意し、個々の学者の伝記や著作の全体像についても考慮し、ある時代における言語研究の出現の必然性についても考察する。
中国独自の思想・学問体系の中に位置づけられた言語学(小学)の系譜とそれを担った人々について理解を深めると同時に、ギリシア・ローマなどを発端とする言語学の系譜、インドの言語学などと比較しながら、中国古典語学の特徴を浮き彫りにすることも企図している。
第1回:イントロダクション
第2回:小学史の流れ
第3回:「小学」の伝統的な位置づけと日本への影響
第4回:諸子百家の言語理論:言語をめぐる抽象的理論の形
第5回:訓詁学1 『毛詩』:訓詁の定型
第6回:訓詁学2 『爾雅』:伝統的訓詁の集約としての最初の義書
第7回:訓詁学3 『廣雅』:『爾雅』を補完するものとして
第8回:訓詁学4 『方言』:中国初の方言語彙辞典
第9回:訓詁学5 『釋名』:中国初の語源辞典――声訓の集大成
第10回:文字学1 『説文解字』1:中国初の漢字字典――その体例、六書について
第11回:文字学2 『説文解字』2:許愼の序文を読む――文字史と許愼の言語観
第12回:文字学3 『説文解字段注』:清・段玉裁による注釈の特徴
第13回:文字学4 『玉篇』1:『説文解字』を継ぐ字書――隷書から楷書へ、反切による音注、『説文』の部首分類と『爾雅』の語彙分類の折衷
第14回:文字学5 『玉篇』2:『原本玉篇』のたどった道――『切韻』との比較、『玉篇』が日本に与えた影響、
第15回:中国古典語学が日本語学に与えた影響と訓読について
教科書・テキスト
Textbooks
毎回プリントを配布する。
参考書
References
大島正二『漢字と中国人――文化史をよみとく――』(岩波新書、2003年)
大島正二『漢字伝来』(岩波新書、2006年)
大島正二『〈辞書〉の発明』(三省堂、1997年)
大島正二『中国言語学史 増訂版』(汲古書店、1998年)
頼惟勤『中国古典を読むために 中国語学史講義』(大修館書店、1996年)
王力『中国語言学史』
受講生の自宅学習
Preparation and review
毎回の講義ではさまざまな小学の書を紹介する。講義時に配布するプリントはその一端である。そのことを理解し、講義後は課外学習として、毎回取り上げた資料を検索し、実際に手にとって参照することを義務づけ、どのような本(テキスト・版本}を参照したかの報告を求める。このために、自宅学習として、書誌学についての自学が必要となる。講義ではあるが、内容によっては事前に指定する資料を予習することを求める場合がある。
成績評価の方法と基準
Evaluation
毎回講義終了時に感想・質問用紙の記入を求める。講義内容の理解を深化発展させる質問は次回の講義内容に反映させる。その質問・感想・要望の内容を評価する。また、反転授業を取り入れた講義形態のため、授業時にグループディスカッションを行う。ディスカッションへの参加度を評価する。講義の復習・発展的考察及び次回の予習を兼ねた課題を随時提示する。それらの課題への取り組みを家庭学習乃ち自習として評価する。以上を60%、期末レポートを40%の割合で、総合的に評価する。レポートは、この授業の目的をどれだけ把握したかの到達度に加え、どれだけ発展的に今後の学習に応用できる力がついたかを重視する。
連絡方法
Contact information
オフィスアワーおよびメール連絡にて随時対応する。

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