カリキュラム Curriculum 文学研究科MC ナンバリング Numbering
専攻 Major 中国文学 担当教員 Instructor 田村 加代子(TAMURA Kayoko)
開講期 Semester 春学期(Spring semester) 開講時間帯 Day & time 月(Mon):2限
授業コード Code 番号 Number 805
科目種別/学科目 Course title 中国文学特殊研究
<Specialized Studies in Chinese Literature>
講義題目 Title 十三經注疏小學研究(1)
転用科目
コード(学部のみ)
Substitue for 単位 Credit 2
コースツリー/種別 Subject type 演習 受講年次 Grade
他学部
※空欄の場合は「不可」
となります。
  履修取り下げ制度 Course withdrawal 利用しない

※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
備考 Others
  • カリキュラム
    Curriculum
    文学研究科MC
    ナンバリング
    Numbering
  • 専攻
    Major
    中国文学
    担当教員
    Instructor
    田村 加代子(TAMURA Kayoko)
  • 開講期
    Semester
    春学期(Spring semester)
    開講時間帯
    Day & time
    月(Mon):2限
  • 授業コード
    Code
    番号
    Number
    805
  • 科目種別/学科目
    Course title
    中国文学特殊研究
    <Specialized Studies in Chinese Literature>
    講義題目
    Title
    十三經注疏小學研究(1)
  • 転用科目コード(学部のみ)
    Substitue for
    単位
    Credit
    2
  • コースツリー/種別
    Subject type
    演習
    受講年次
    Grade
  • 他学部※空欄の場合は「不可」となります。
     
    履修取り下げ制度
    Course withdrawal
    利用しない

    ※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
  • 備考
    Others
履修条件・注意事項
Requirements for registration
中国古典文の基礎的学力があること。現代中国語ができること。
授業の目的
Course purpose
この演習は、中国語学史上最初の字書、後漢の許愼による『説文解字』(AD.100年)とはどのような性質の字書であるかをテーマとする。この授業では、『説文解字』が成立した時代背景と思想を理解すること、当時「六書」という考え方が議論の俎上に上っていたこと、その証左として鄭玄の『周禮注』、班固の『漢書藝文志』及び許愼の『説文解字敍』で言及されている「六書」の呼称と配列の異同を確認した上で「六書」について理解すること、『説文解字』の体例と特徴を理解すること、そして、段玉裁の注を拠り所にして『説文解字』の説解を読めるようになることを目標としている。
同時に、江戸時代の平銕胤(平田銕胤)の訓点並校『説文解字序』に施された訓点と、段玉裁の注による『説文解字許敍』の読みとを比較する。
This course mainly deals with the basic terminology and the logical construction of Shuowen-Jiezi.
授業の内容・方法
Content
まず始めに『説文解字』の体例と特徴について概説する。また、許愼の自序から適宜抜粋して、中国古代文字史、中国古代言語研究史、許愼の生きた時代の文字をめぐる環境、それに対する許愼の態度、許愼自身の文字観、言語観、並びに学問的態度について確認する。また、清朝に至って大いに盛んになった『説文解字』研究の泰斗、段玉裁の『説文解字注』についても解説する。この際、江戸時代の平田銕胤の訓点も参考にし、平田銕胤の読解の得失を検討する。それらを踏まえた上で、『説文解字』の第一篇から一字一句丁寧に精読していく。その過程において、許愼の用いるテクニカルタームだけでなく、段玉裁独自の用語や概念についても逐一確認をし、理解を深める。
第1回:イントロダクション(1)――『説文解字』の体例と特徴 『説文解字』許敍について
第2回:イントロダクション(2)――段玉裁『説文解字注』及びその他の主な注釈 『説文解字詁林』について
第3回:段玉裁『説文解字注』精読(1)第一篇上一部「一」
第4回:段玉裁『説文解字注』精読(2)第一篇上一部「元」「天」
第5回:段玉裁『説文解字注』精読(3)第一篇上一部「丕」「吏」
第6回:段玉裁『説文解字注』精読(4)第一篇上上部「上」
第7回:段玉裁『説文解字注』精読(5)第一篇上上部「帝」
第8回:段玉裁『説文解字注』精読(6)第一篇上上部「旁」「下」
第9回:段玉裁『説文解字注』精読(7)第一篇上示部「示」「禮」
第10回:段玉裁『説文解字注』精読(8)第一篇上三部「三」、王部「王」「閏」
第11回:段玉裁『説文解字注』精読(9)第一篇上王部「皇」、玉部「玉」、珏部「珏」
第12回:段玉裁『説文解字注』精読(10)第一篇上气部「气」「氛」
第13回:段玉裁『説文解字注』精読(11)第一篇上士部「士」、「丨」部「丨」「中」
第14回:段玉裁『説文解字注』精読(12)第一篇下屮部「屮」、艸部「艸」「芔」、「愈」
第15回:まとめ
教科書・テキスト
Textbooks
プリントを配布する。
参考書
References
頼惟勤=監修・説文会=編『説文入門―段玉裁の「説文解字注」を読むために』大修館書店、1983
阿辻哲次『漢字学―『説文解字』の世界―』東海大学出版会、1985(新装版2013)
田村(大田)加代子「『説文解字』「許敍」の「庶業其繁」句について―「其」字の解釈をめぐって―」『名古屋大学文学部研究論集』文学61、27頁―48頁、2015
岡村繁「「説文解字叙」段注箋釈(一)」『比較文化研究所紀要』第二輯、1頁-83頁、
    久留米大学比較文化研究所、1987
岡村繁「「説文解字叙」段注箋釈(二)」『比較文化研究所紀要』第三輯、67頁-97頁、
    久留米大学比較文化研究所、1988
   「「説文解字叙」段注箋釈(三)」『比較文化研究所紀要』第五輯、33頁-77頁、
    久留米大学比較文化研究所、1989
田村(大田)加代子「『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(一)」『饕餮』第22号、3頁-30頁、
    中国人文学会、2014
田村(大田)加代子「『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(二)」『饕餮』第23、3頁-16頁、
    中国人文学会、2015
受講生の自宅学習
Preparation and review
毎回の演習に先だって、指定された箇所を、担当者でなくとも全員が予習として自宅学習することを義務づける。演習後は、積み残された問題点について調査および再考をし、次回の演習で各々見解を述べられるよう準備することを求める。
成績評価の方法と基準
Evaluation
受講者には授業中に毎回1回以上発言することを求める。ディスカッション中心の授業であるため、どれだけ能動的に参加したかを評価する。期末レポートにおいては、この授業の到達目標にどの程度到達できたかを評価する。また、この授業で学んだことを、今後どのような形で活かしていけるか、各人がイメージできたか、見通しを持てたかも重視する。授業中の発言、質問等のパフォーマンス60%、期末レポート40%の割合で評点を出す。
連絡方法
Contact information
オフィスアワーおよびメール連絡にて随時対応する。

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