カリキュラム Curriculum 人文学研究科MC ナンバリング Numbering HUMEA5018J
専攻 Major 英米文学 担当教員 Instructor 松岡 光治(MATSUOKA Mitsuharu)
開講期 Semester 秋学期(Fall semester) 開講時間帯 Day & time 月(Mon):2限
コード番号 Code Number 10504 教職 Teacher's License 教科   : 該当なし
入学年度 : 該当なし
科目名 Course title イギリス小説研究Ⅰb
<Studies in English Novels Ib>
講義題目 Title
転用科目
コード(学部のみ)
Substitue for 該当なし 単位 Credit 2
コースツリー/種別 Subject type 演習 受講年次 Grade
他学部   不可 履修取り下げ制度 Course withdrawal 利用しない

※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
学芸員資格 Curator's Qualification 該当なし
備考 Others 該当なし
  • カリキュラム
    Curriculum
    人文学研究科MC
    ナンバリング
    Numbering
    HUMEA5018J
  • 専攻
    Major
    英米文学
    担当教員
    Instructor
    松岡 光治(MATSUOKA Mitsuharu)
  • 開講期
    Semester
    秋学期
    開講時間帯
    Day & time
    月(Mon):2限
  • コード番号
    Code Number
    10504
    教職
    Teacher's License
    教科   : 該当なし
    入学年度 : 該当なし
  • 科目名
    Course title
    イギリス小説研究Ⅰb
    <Studies in English Novels Ib>
    講義題目
    Title
  • 転用科目コード(学部のみ)
    Substitue for
    該当なし
    単位
    Credit
    2
  • コースツリー/種別
    Subject type
    演習
    受講年次
    Grade
  • 他学部
     
    不可
    学芸員資格
    Curator's Qualification
    該当なし
    履修取り下げ制度
    Course withdrawal
    利用しない

    ※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。
  • 備考
    Others
    該当なし
履修条件・注意事項
Requirements for registration
授業で扱うテキストは比較的難易度の高い英語の小説であるから、時間をかけて文法と前後関係と単語のイメージを押さえる予習が必要となる。また、担当以外の箇所も真摯に予習する義務が課される。この授業に続けて前期開講の「イギリス小説研究Ⅰa」を受講することが望ましい。
授業の目的
Course purpose
授業の目的は英語の高度な読解力を養い、イギリス都市文化の深層に隠れた真相を突き止めること。

The aim of this class is to help students master advanced reading skills in English and look beyond the surface of British urban culture.

英国ヴィクトリア朝(1837-1901)の都市文化を研究する一次資料として小説を使い、研究に必要な「基礎的理解力」のために、調査力、読解力、分析力、想像力、発表力、修正力を強化する。具体的には、英語文献の精読と関連文献の渉猟によって、当時の時代精神と社会風潮の表層的な現象を理解するための基礎力、そして個別の都市文化の深層に隠れた真相を読み取るための実践力の養成を目的とする。同時に、小説の原書の輪読を通して英語読解力の基礎を固め、将来高校や大学レヴェルの英語教員になるために必要な文法と構文の実践的な運用能力の養成も目指す。さらに、人口に膾炙した問題でも、新たな解釈ができるような独自の視点の発見に努める。
授業の内容・方法
Content
ヴィクトリア朝の小説家(特にディケンズ、ギャスケル、コリンズ、ギッシング)の作品に は、当時の人々が都市に対して抱いていたアンビヴァレンスをイメージ化した言説が充満している。ヴィクトリア朝の都市は、単なる背景を提供する場ではなく、綺羅星のように光かがやくと同時に、悪夢のように恐ろしい空間であった。都市の繁栄の裏面にあるスラム街、 貧困、犯罪、売春、アヘン中毒などは、そうした都市空間の脆弱さを表象したものだと言え る。授業では、このように近代人の意識が捉えた都市のイメージをできるだけ多くの点から考察する。今年度の後期はCharles Dickens (1812-70) の _Mugby Junction_ (1866) をテキストとして使用する。_Mugby Junction_は三つの短篇からなるが、二つ目の "The Boy at Mugby" から読む。この短篇は旅行中のディケンズが駅の食堂で最悪のサービスを受けて激怒した話で、作者の鋭い観察力と鮮明な描写力を通して英語の魅力を十分に感じ取ることができる。
a. 初回の授業では、教員がディケンズの生涯、彼が活躍した当時のイングランド、ヴィクトリア朝中期の大好況期の状況を概説し、作品の冒頭部分の翻訳と注釈および鍵語の解説を行う。そのあと、次週からの担当者を割り振り、順番を決める。
b. 担当者は、担当箇所の英文を文法、前後関係、内容語のイメージの各方面から精読し、日本語の翻訳を推敲し、語句注、鍵語解説、関連画像を入れたワード文書を作成し、担当時に教員と他の受講者に配布する。担当しない受講者も必ず毎週予習をし、質問とコメントを準備しておくこと。
c. 授業では、担当者がテキストの音読と翻訳をし、その他の解説を加え、随時、教員と他の
受講者が質問とコメントを投げかけながら、作者の意図や当時の時代精神と社会風潮について議論する。同時に、教員がいかにして英文を達意の日本文に翻訳するか、その技術を指導していく。
d. 専用のメーリング・リスト(matsuoka-grad@freeml.com)が開設してあるので、授業時間以外でも、積極的に質疑応答を行う。
e. 最終回は、精読したテキストの内容を踏まえ、ヴィクトリ朝中期における時代精神と社会風潮およびディケンズの考えについて全員で議論し、それぞれ結論を導き出す。
f. 各自が担当した箇所の翻訳その他の配布資料については、授業での質疑応答を踏まえて加筆修正し、学期末レポートとして提出する。
教科書・テキスト
Textbooks
Charles Dickens, _Mugby Junction_
http://victorian-studies.net/graduate/dickens-mugby.pdf
参考書
References
以下の文献とウェブ・サイトを活用すること。
松岡光治(編)『ディケンズ文学における暴力とその変奏』
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/cd-200.html
ディケンズ・フェロウシップ日本支部
http://www.dickens.jp/
受講生の自宅学習
Preparation and review
ディケンズの作品はすべて電子化されている。授業で扱う作品以外もできるだけ時間を見つけて読むこと。
http://www.dickens.jp/works.html
成績評価の方法と基準
Evaluation
担当箇所の発表(50%)、質疑応答への参加(20%)、学期末のレポート(30%)。
連絡方法
Contact information
随時、質問等を受け付けるので、事前にメールか電話で連絡すること。
研究室は文系総合館608号。メール(matsuoka at nagoya-u.jp)電話(789-4864)。

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