カリキュラム | Curriculum | 文学研究科DC | ナンバリング | Numbering | 該当なし |
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専攻 | Major | 文化人類学・宗教学・日本思想史 | 担当教員 | Instructor | 近本 謙介(CHIKAMOTO Kensuke) |
開講期 | Semester | 春学期(Spring semester) | 開講時間帯 | Day & time | 隔週火(Tue):5・6限 |
コード番号 | Code Number | 901 | 教職 | Teacher's License |
教科 : 該当なし 入学年度 : 該当なし |
科目名 | Course title | 日本思想史特別研究 <Advanced Special Studies of The history of Japanese thought> |
講義題目 | Title | アーカイヴス・テクスト学特別研究1 |
転用科目 コード(学部のみ) |
Substitue for | 該当なし | 単位 | Credit | 2 |
コースツリー/種別 | Subject type | 演習 | 受講年次 | Grade | |
他学部 | 不可 | 履修取り下げ制度 | Course withdrawal | 利用しない ※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。 |
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学芸員資格 | Curator's Qualification | 該当なし | |||
備考 | Others | 【授業開講形態(対面・遠隔の別)は以下のWEBページにまとめています。 URL:https://mado.adm.nagoya-u.ac.jp/hum_web ※履修登録後に授業形態に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内しますので必ず確認してください。 ※授業での使用ツールや遠隔授業(オンデマンド型)の場合の教員への質問方法・学生同士の意見交換の方法等についてもNUCTの授業サイトで案内します。 】 |
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カリキュラムCurriculum文学研究科DCナンバリングNumbering該当なし
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専攻Major文化人類学・宗教学・日本思想史担当教員Instructor近本 謙介(CHIKAMOTO Kensuke)
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開講期Semester春学期開講時間帯Day & time隔週火(Tue):5・6限
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コード番号Code Number901教職Teacher's License教科 : 該当なし
入学年度 : 該当なし -
科目名Course title日本思想史特別研究
<Advanced Special Studies of The history of Japanese thought>講義題目Titleアーカイヴス・テクスト学特別研究1 -
転用科目コード(学部のみ)Substitue for該当なし単位Credit2
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コースツリー/種別Subject type演習受講年次Grade
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他学部不可学芸員資格Curator's Qualification該当なし履修取り下げ制度Course withdrawal利用しない
※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。 -
備考Others
【授業開講形態(対面・遠隔の別)は以下のWEBページにまとめています。 URL:https://mado.adm.nagoya-u.ac.jp/hum_web ※履修登録後に授業形態に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内しますので必ず確認してください。 ※授業での使用ツールや遠隔授業(オンデマンド型)の場合の教員への質問方法・学生同士の意見交換の方法等についてもNUCTの授業サイトで案内します。 】 履修条件・注意事項
Requirements for registration全ての人文学研究科MC・DCの院生に開かれている。 授業の目的
Course purpose「宗教テクストの探査とアーカイヴス化」
前近代日本社会の基幹を成していた真俗(寺社家と公武家)のうち、寺院組織がその維持継承のため創りだし、運用されていた文化的システムは、儀礼やイメージ、物質的造型を含めた諸位相のテクスト体系によって成り立つものであった。その一部は今も生きて働いているが、現在に蓄積・伝承されるその厖大な宗教文化の遺産を、いかにして認識し、その意義を探り、価値を明らかにすることができるか。それは、時空を超えて異文化世界を知り、人類の文化創造の可能性を共有するという目標において、すぐれて今日的な課題のひとつとして人文学が取り組むべき豊かな対象である。
本授業は、高度な思想文化の達成であった日本の宗教テクストの世界を探査し、更に未来に継承しつつ再発見していくための実践を通した方法論を体得することを目的とする。その前提として、近代人文学における調査研究の歴史を辿り、その過程で見いだされた「聖教」という宗教テクストのカテゴリーに注目する。更に、その目録化、ひいては現在のデジタル・アーカイヴ化の進展を含めた、こうした宗教テクストのアーカイヴ化という活動それ自体を問題として、何のために、何がもたらされ、如何なる可能性が拓かれるかを問う。
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the history of Japanese thought授業の内容・方法
Content本授業は以下の内容によって構成される。
第1回
オリエンテーション
第2回〜第14回
講義を中心とする受講者全員によるディスカッションと、随時、文学部資料室に保管されている宗教テクストのアーカイヴ化に従事する研究者を招き、その経験や知見を講じていただく。また、宗教テクストを伝来・保管する寺社文庫に赴き、実地にアーカイヴ化について見学するワークショップも適宜行う。その準備過程を含めて受講者は積極的に参加されたい。
第15回
総括教科書・テキスト
Textbooks資料集を作成する。 参考書
References授業時に随時指示する。 受講生の自宅学習
Preparation and review本演習に積極的に参加するために、授業で提示・紹介された参考文献を中心に、報告や討義のために必要な記事を要約し、疑問や関心ある点についてコメントを付したり、更に関連する研究や事例について自ら検索し閲覧したりしておくことが望ましい。また、授業の一環として紹介されたセミナー・講演・シンポジウム・展覧会など、学術上の催しや交流がCHT(人類文化遺産テクスト学研究センター)によって用意・提供されているので、これらに積極的に参加することを期待する。 成績評価の方法と基準
Evaluation毎回の授業における報告や討義およびコメントペーパーの提出と実践への取組みなどの積極的姿勢、またセミナー等の学術交流への参加などを含め総合して平常点を50%、成果物としての各種レポート(授業毎にその求められる形態を異にする)についての評価を50%として、総合的に評価する。
60点以上を合格とする。連絡方法
Contact informationオフィスアワーは設けず、メールによる事前連絡により随時対応する。 -
履修条件・注意事項Requirements for registration全ての人文学研究科MC・DCの院生に開かれている。
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授業の目的Course purpose「宗教テクストの探査とアーカイヴス化」
前近代日本社会の基幹を成していた真俗(寺社家と公武家)のうち、寺院組織がその維持継承のため創りだし、運用されていた文化的システムは、儀礼やイメージ、物質的造型を含めた諸位相のテクスト体系によって成り立つものであった。その一部は今も生きて働いているが、現在に蓄積・伝承されるその厖大な宗教文化の遺産を、いかにして認識し、その意義を探り、価値を明らかにすることができるか。それは、時空を超えて異文化世界を知り、人類の文化創造の可能性を共有するという目標において、すぐれて今日的な課題のひとつとして人文学が取り組むべき豊かな対象である。
本授業は、高度な思想文化の達成であった日本の宗教テクストの世界を探査し、更に未来に継承しつつ再発見していくための実践を通した方法論を体得することを目的とする。その前提として、近代人文学における調査研究の歴史を辿り、その過程で見いだされた「聖教」という宗教テクストのカテゴリーに注目する。更に、その目録化、ひいては現在のデジタル・アーカイヴ化の進展を含めた、こうした宗教テクストのアーカイヴ化という活動それ自体を問題として、何のために、何がもたらされ、如何なる可能性が拓かれるかを問う。
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the history of Japanese thought -
授業の内容・方法Content本授業は以下の内容によって構成される。
第1回
オリエンテーション
第2回〜第14回
講義を中心とする受講者全員によるディスカッションと、随時、文学部資料室に保管されている宗教テクストのアーカイヴ化に従事する研究者を招き、その経験や知見を講じていただく。また、宗教テクストを伝来・保管する寺社文庫に赴き、実地にアーカイヴ化について見学するワークショップも適宜行う。その準備過程を含めて受講者は積極的に参加されたい。
第15回
総括 -
教科書・テキストTextbooks資料集を作成する。
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参考書References授業時に随時指示する。
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受講生の自宅学習Preparation and review本演習に積極的に参加するために、授業で提示・紹介された参考文献を中心に、報告や討義のために必要な記事を要約し、疑問や関心ある点についてコメントを付したり、更に関連する研究や事例について自ら検索し閲覧したりしておくことが望ましい。また、授業の一環として紹介されたセミナー・講演・シンポジウム・展覧会など、学術上の催しや交流がCHT(人類文化遺産テクスト学研究センター)によって用意・提供されているので、これらに積極的に参加することを期待する。
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成績評価の方法と基準Evaluation毎回の授業における報告や討義およびコメントペーパーの提出と実践への取組みなどの積極的姿勢、またセミナー等の学術交流への参加などを含め総合して平常点を50%、成果物としての各種レポート(授業毎にその求められる形態を異にする)についての評価を50%として、総合的に評価する。
60点以上を合格とする。 -
連絡方法Contact informationオフィスアワーは設けず、メールによる事前連絡により随時対応する。
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