カリキュラム | Curriculum | 人文学研究科MC | ナンバリング | Numbering | HUMEE6016J |
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専攻 | Major | 英語教育学 | 担当教員 | Instructor | 杉浦 正利(SUGIURA Masatoshi) |
開講期 | Semester | 秋学期(Fall semester) | 開講時間帯 | Day & time | 金(Fri):2限 |
コード番号 | Code Number | 2011020 | 教職 | Teacher's License |
教科 : 中高専修・英語 入学年度 : 2017年度以降 |
科目名 | Course title | 第二言語処理論特論 <Special Topics in Second Language Processing> |
講義題目 | Title | |
転用科目 コード(学部のみ) |
Substitue for | 該当なし | 単位 | Credit | 2 |
コースツリー/種別 | Subject type | 講義 | 受講年次 | Grade | |
他学部 | 不可 | 履修取り下げ制度 | Course withdrawal | 利用しない ※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。 |
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学芸員資格 | Curator's Qualification | 該当なし | |||
備考 | Others | 【授業開講形態(対面・遠隔の別)は以下のWEBページにまとめています。 URL:https://mado.adm.nagoya-u.ac.jp/hum_web ※履修登録後に授業形態に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内しますので必ず確認してください。 ※授業での使用ツールや遠隔授業(オンデマンド型)の場合の教員への質問方法・学生同士の意見交換の方法等についてもNUCTの授業サイトで案内します。 】 |
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カリキュラムCurriculum人文学研究科MCナンバリングNumberingHUMEE6016J
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専攻Major英語教育学担当教員Instructor杉浦 正利(SUGIURA Masatoshi)
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開講期Semester秋学期開講時間帯Day & time金(Fri):2限
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コード番号Code Number11020教職Teacher's License教科 : 中高専修・英語
入学年度 : 2017年度以降 -
科目名Course title第二言語処理論特論
<Special Topics in Second Language Processing>講義題目Title -
転用科目コード(学部のみ)Substitue for該当なし単位Credit2
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コースツリー/種別Subject type講義受講年次Grade
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他学部不可学芸員資格Curator's Qualification該当なし履修取り下げ制度Course withdrawal利用しない
※「欠席」と「F(不合格)」については、担当教員が定めた基準によります。 -
備考Others
【授業開講形態(対面・遠隔の別)は以下のWEBページにまとめています。 URL:https://mado.adm.nagoya-u.ac.jp/hum_web ※履修登録後に授業形態に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内しますので必ず確認してください。 ※授業での使用ツールや遠隔授業(オンデマンド型)の場合の教員への質問方法・学生同士の意見交換の方法等についてもNUCTの授業サイトで案内します。 】 履修条件・注意事項
Requirements for registration特になし 授業の目的
Course purpose外国語(第二言語)として学ぶ英語を学習者がどのように処理をしているのかを理解することが、英語の習得や教育を考える際に重要な基礎となる。本授業の目的は、英語教育学分野で扱うデータの一つである英語の産出データに関する理解と基礎的分析能力を身につけることである。この授業では、第二言語の処理という観点からこれまでの外国語(第二言語)としての英語に関する研究のうち、英語の産出データを対象とした研究の一つとして英語学習者コーパスをとりあげ、学習者コーパスデータを利用した第二言語習得研究について、その理論と研究方法の基礎を身に付けることを目標とする。
The purpose of this course is to help students acquire fundamental knowledge and skills for second language processing research by analyzing English learner corpus.授業の内容・方法
Content■授業の概要
外国語(第二言語)としての英語の産出データを電子化した英語学習者コーパスについて、その研究の概要を講義した後、現在行われている英語学習者コーパスを使った研究事例を、アクティブラーニング形式で取り上げる。すなわち、文献を事前に読んできたうえで、受講生が、その文献を批判的にレビューをし、授業内でディスカッションを行う。こうして研究事例について学んだ後に、実際に英語学習者コーパスの分析の基礎を身につけるために、プログラミング言語Rを使ってのテキスト処理を、実際の英語学習者コーパスデータをもとに実習する。最後に、それまで読んだ文献に基づく知見と、実習によって身につけた技能とを生かして、受講生各自が興味を持った研究課題を実際に英語学習者コーパスを使って分析をする。各自のプロジェクトについて、授業中に構想発表、中間報告をし、総括として研究発表を行う。
■授業計画
第1回: ガイダンス、入門書の紹介、英語学習者コーパス研究の概要
第2回: 英語学習者コーパス研究事例紹介1:対照中間言語分析
第3回: 英語学習者コーパス研究事例紹介2:母語の違う英語学習者の比較
第4回: 英語学習者コーパス研究事例紹介3:英語母語話者と学習者の比較
第5回: Rによるテキスト処理入門
第6回: 英語学習者コーパスの分析入門(検索と単語リストの作成)
第7回: 英語学習者コーパスの語彙分析(TypeとToken、正規表現、平均単語長、平均文長)
第8回: 英語学習者コーパスの整形1(テキスト処理の自動化と基本統計量)
第9回: 英語学習者コーパスの整形2(ファイルの一括処理と基本グラフ)
第10回: 英語学習者コーパスの分析1(語彙の多様性と連語表現の抽出)
第11回: 英語学習者コーパスの分析2(頻度の検定)
第12回: 英語学習者コーパスの分析3(英語学習者と母語話者の比較)
第13回: プロジェクトの構想発表
第14回: プロジェクトの中間報告
第15回: プロジェクトの研究発表
ただし、授業内容と方法は、受講生に合わせて変更することもある。教科書・テキスト
Textbooks必要な文献は、授業中に指示し、各自、電子ジャーナルからダウンロードする。電子ジャーナルにない場合は、コピーを用意する。 参考書
References授業中に適宜指示します。 受講生の自宅学習
Preparation and review毎回の授業にあわせて、文献レビューが予定されているときは、文献を熟読しておくこと。
また、発表が予定されているときには、できるだけ事前に発表資料に目を通し、質問ができるように準備しておくこと。
いずれの場合も、授業後には、授業中に発言できなかったコメントや質問を授業用のオンライン掲示板に積極的に書き込むこと。授業後の書き込みも授業の参加度の一部と見なされます。
成績評価の方法と基準
Evaluation授業への参加度(課題の提出率を含む)(30%)、発表会での報告(20%)、学期末レポート(50%)の3点から総合的に評価する。60%以上を合格とします。 連絡方法
Contact information質問はオフィスアワーに受け付けます。(金曜日4時限目)
事前にオンラインで申し込んでください。
連絡は、授業で指示するオンラインの連絡ツールで連絡してください。-
履修条件・注意事項Requirements for registration特になし
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授業の目的Course purpose外国語(第二言語)として学ぶ英語を学習者がどのように処理をしているのかを理解することが、英語の習得や教育を考える際に重要な基礎となる。本授業の目的は、英語教育学分野で扱うデータの一つである英語の産出データに関する理解と基礎的分析能力を身につけることである。この授業では、第二言語の処理という観点からこれまでの外国語(第二言語)としての英語に関する研究のうち、英語の産出データを対象とした研究の一つとして英語学習者コーパスをとりあげ、学習者コーパスデータを利用した第二言語習得研究について、その理論と研究方法の基礎を身に付けることを目標とする。
The purpose of this course is to help students acquire fundamental knowledge and skills for second language processing research by analyzing English learner corpus. -
授業の内容・方法Content■授業の概要
外国語(第二言語)としての英語の産出データを電子化した英語学習者コーパスについて、その研究の概要を講義した後、現在行われている英語学習者コーパスを使った研究事例を、アクティブラーニング形式で取り上げる。すなわち、文献を事前に読んできたうえで、受講生が、その文献を批判的にレビューをし、授業内でディスカッションを行う。こうして研究事例について学んだ後に、実際に英語学習者コーパスの分析の基礎を身につけるために、プログラミング言語Rを使ってのテキスト処理を、実際の英語学習者コーパスデータをもとに実習する。最後に、それまで読んだ文献に基づく知見と、実習によって身につけた技能とを生かして、受講生各自が興味を持った研究課題を実際に英語学習者コーパスを使って分析をする。各自のプロジェクトについて、授業中に構想発表、中間報告をし、総括として研究発表を行う。
■授業計画
第1回: ガイダンス、入門書の紹介、英語学習者コーパス研究の概要
第2回: 英語学習者コーパス研究事例紹介1:対照中間言語分析
第3回: 英語学習者コーパス研究事例紹介2:母語の違う英語学習者の比較
第4回: 英語学習者コーパス研究事例紹介3:英語母語話者と学習者の比較
第5回: Rによるテキスト処理入門
第6回: 英語学習者コーパスの分析入門(検索と単語リストの作成)
第7回: 英語学習者コーパスの語彙分析(TypeとToken、正規表現、平均単語長、平均文長)
第8回: 英語学習者コーパスの整形1(テキスト処理の自動化と基本統計量)
第9回: 英語学習者コーパスの整形2(ファイルの一括処理と基本グラフ)
第10回: 英語学習者コーパスの分析1(語彙の多様性と連語表現の抽出)
第11回: 英語学習者コーパスの分析2(頻度の検定)
第12回: 英語学習者コーパスの分析3(英語学習者と母語話者の比較)
第13回: プロジェクトの構想発表
第14回: プロジェクトの中間報告
第15回: プロジェクトの研究発表
ただし、授業内容と方法は、受講生に合わせて変更することもある。 -
教科書・テキストTextbooks必要な文献は、授業中に指示し、各自、電子ジャーナルからダウンロードする。電子ジャーナルにない場合は、コピーを用意する。
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参考書References授業中に適宜指示します。
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受講生の自宅学習Preparation and review毎回の授業にあわせて、文献レビューが予定されているときは、文献を熟読しておくこと。
また、発表が予定されているときには、できるだけ事前に発表資料に目を通し、質問ができるように準備しておくこと。
いずれの場合も、授業後には、授業中に発言できなかったコメントや質問を授業用のオンライン掲示板に積極的に書き込むこと。授業後の書き込みも授業の参加度の一部と見なされます。
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成績評価の方法と基準Evaluation授業への参加度(課題の提出率を含む)(30%)、発表会での報告(20%)、学期末レポート(50%)の3点から総合的に評価する。60%以上を合格とします。
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連絡方法Contact information質問はオフィスアワーに受け付けます。(金曜日4時限目)
事前にオンラインで申し込んでください。
連絡は、授業で指示するオンラインの連絡ツールで連絡してください。
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